2005.4.1

釜山日本人学校の教育

  1. 本校の特色

     本校は,はるかに対馬を望み,韓半島の東南に位置する釜山市街地の北東,広安里海岸の近くに建てられている日本に一番近い日本人学校です。

     昭和50年10月1日,日本国政府及び韓国政府の認可を得て,日本人会,その他関係機関の熱心な働きかけにより設立され,用地,施設・設備は,小規模ながら充実している学校です。

     本校は,小規模校であることから,その特色を生かすため集会活動や委員会活動及び全校清掃・学校行事等において,縦割りの集団(ファミリー)を編成して,児童・生徒が自主的主体的に活動できるように配慮しています。

     国際理解教育については,教科指導をはじめ,現地校との交流,各種行事への積極的な参加を通して,国際性豊かな児童・生徒の育成を目指しています。

     また,基礎学力の定着,自ら学ぼうとする学習意欲の向上を目指し,さらにインターネットを接続し,乏しくなりがちな本邦の教育情報を積極的に取り入れ,日本国民としての基礎・基本を身につけさせるとともに,児童生徒の将来の成長を願い,進路指導の徹底に力を注いでいます。

  2. 今年度の学校経営
    1. 教育基本方針
      • 本校教育は,日本国憲法,教育基本法,学校教育法及び指導要領に準じて行う。
      • 教育活動全般を通して「生きる力」を培う。
      • 広く世界の文化に触れ,国際理解に努め,自国及び他国の文化を共に尊重する態度を育成する。
    2. 教育目標
       「 明 る く 」  ー 笑顔が絶えない子
       「 正 し く 」  ー 意志が強い子
       「たくましく」  ー 心身が元気な子
        重点努力目標 『進んで 自分から 始めよう』
    3. 目指す児童生徒像
      • 学習の基礎・基本を確実に身につけている子。
      • 見通しを持って解決を目指す子。
      • 豊かな体験を持ち、道徳的な判断力を身につけている子。
      • 自国及び他国の文化を理解・尊重し,国際理解を進める子。
      • 豊かに表現できる子。 
    4. 教育目標具現化のための努力事項
      (1)教育活動の改善・充実
       ・少人数ゆえの学習生における特性を有効にいかすと共に、発展的な学習で子供の力をよりよ  く伸ばしていく。
      ・自ら学び考える力を育てる。
        協力教授、習熟度別学習、探求学習、課題別学習などを行い、学習の楽しさを味わわせる  と共に個性にあった指導を行う。また、総合的な学習の時間の活動を通して、自ら目標を設  定し、見通しをもって課題解決に努め、考える力を総合的に育てる。
      (2)心の教育の充実
       ・道徳の時間の充実に努める。
       ・感性にうったえる教育を目ざす。
       ・自然体験活動、読書活動を取り入れ、豊かな情操の育成に努める。
       ・休み時間の異学年間の自主的な活動の中で、相互理解に努めさせ、相手の立場を考えて自   ら行動できる姿勢を育てる。
      (3)国際的視野の育成
       ・現地校、インター校との交流を推進する。
       ・韓国語、英語教育の充実に努める。
      (4)一人一人を大切にした生徒指導の推進
       ・基本的な生活習慣の育成に努める。
       ・きめこまやかに児童・生徒と関わりながら、あいさつや返事、時間的や気持ちのけじめなど  確実に基本的な事項を身につけさせる
       ・教師が児童・生徒との関わりの中で、理解に努め、よさを認めながら課題を解決し、豊か   な心の育成に努める。
      (5)職員研修の充実
       ・交流授業の組織的取り組みを深める。
       ・現地理解を深める視察研修を実施する。